サイバーセキュリティ専門家に対する世界のニーズはかつてないほど高まっていますが、人材数は決して十分ではありません。調査によると、世界的なニーズに応えるには、340万人の人材が不足しています。このデジタル社会が直面している課題により、そのニーズは今後も高まる一方だと考えられます。
働き始めたばかりの人にとっても、転職を考えている人にとっても、サイバーセキュリティ業界でのキャリアは賢明な選択です。
ISC2は、人材不足の解消を支援するISC2の取り組みの一環として、「One Million Certified in Cybersecurity」プロジェクトを立ち上げ、Certified in Cybersecurity (CC)認定資格のオンライン自己学習型トレーニングと試験を無料で提供しています。世界をリードするサイバーセキュリティ専門家団体であるISC2が提供する、エントリーレベルの認定 資格は、新たな職務を始める上で必要な知識とスキルを有していることを保証します。サイバーセキュリティの実務経験や学習要件は必要ありません。分析的思考を備えた問題解決能力のある人にとって、CCは正しい選択となるでしょう。
30日間でCC認定資格を取得するための5つの手順
CC資格取得の準備にはコミットメントが必要です。どこから始め、どう学習を進めたら良いのでしょうか?この5つのブログシリーズでは、30日間でCC認定資格を取得するのに必要な、5つの手順*をご紹介します。
1. ISC2 Candidateになると、CCのトレーニングと試験を無料で受けることができます。
2. ISC2 Candidate登録後に受け取れる無料のプロモーションコードを使用して、すぐに試験を予約しましょう。予約をせずにいるとモチベーションが低下し、他にやることが出てきたときに受験を後回しにするかもしれません。
3. 自己学習型CCオンライントレーニングをすぐに始めましょう。所要時間はおおよそ10~14時間程です。
4. 試験はPearson VUEテストセンターで実施されます。無料のトレーニングと試験を受けられるチャンスは一度きりですので、十分に準備を整えてから受験してください。何らかの理由により受験ができなくなった場合は、試験の48時間前までにオンラインで予約変更をするか、24 時間前までに電話で予約を変更してください。
5. 試験に合格した場合は、認定資格申請書の提出と、初年度の年会費(AMF)50米ドルのお支払いのご案内メールを送信します。手続きが完了しますと、CCの認定資格を取得できます。また、様々な特典を利用いただけるISC2メンバーになることができます。
挑戦をしましょう
30日間でCCの認定資格を取得することを目標にすれば、以下が可能になります。
- 学習効率の強化。トレーニングに集中することでスキルを身につけ、テーマをより早く習得することができます。
- 自信を高める。30日チャレンジを達成できれば、自分に大きな自信を持てるようになります。
- 生産性のアップ。自分自身を追い込むことで、先延ばししたい気持ちを排除できます。
- ネットワーキングの機会。CCのスタディグループ内で協力することで、サイバーセキュリティ専門家を目指す他の仲間とのつながりを築くことができます。また、認定資格を取得すれば、キャリアの扉を開いてくれる、実績のあるサイバー専門家とネットワークを作る機会も得られます。
継続して学習に取り組むことで、人生を徐々に変えていくことができます。例えるなら、フィットネスを始めるようなものです。1日30分のウォーキングで健康と幸福感を得られるのと同じように、30日間でCCの認定資格を取得する時間を確保すれば、サイバーセキュリティ業界へのキャリアパスを大きく開くことができます。
自分のために頑張りましょう。この5つのブログシリーズで、目標達成に向けてみなさんをサポートします。次回のブログでは、30日間でCertified in Cybersecurity (CC) 資格を取得できるトレーニングについてご紹介します。
*本記事で紹介している手順は、CC認定資格取得を目指す受験生を支援するために推奨されている手順です。必須の手順ではありません。ただし、無料のCCトレーニングと試験を受けるには、ISC2Candidateになる必要があります。
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ブログシリーズをすべて読む。
ブログ2:30日間でCertified in Cybersecurity (CC) 認定資格取得に挑戦:無料のトレーニングを始めましょう
ブログ4:試験当日に備える